Sick of It Allが1997年にリリースした4枚目のスタジオ アルバムであり、メジャー レーベルからの2枚目のリリース!Equal Vision Recordsからレコード化!!
ハードコア・バンドで、Sick Of It Allほどの多作なバンドはそう多くない。彼らは NYHCのサウンドと精神の主力選手。ブルーカラーで勤勉、気骨のある長老であり、30 年を超えるキャリアを通じてその重要性を維持してきた。彼らの4枚目のフルレングス・アルバムである「Built to Last」は、メジャー レーベルでの2枚目であり最後のアルバムとなった。また、彼らのカタログの中で最も完成度が高く、まとまりのあるレコードの1つでもある。
「Built to Last」は、ある種の集大成の様だ。Relativityからの初期のフルレングスがハードコアの表現において率直で質素だったのに対し、3枚目の「Scratch the Surface」でより完成度の高いサウンドを得た。そして、それは確かにミュージシャンとしてのセンスの高さを際立たせたが、今作はそれ以前の3つのリリースすべてのサウンドを取り入れることに成功。
「Built to Last」のために書かれた記念碑的なシンガロング・ソングは、今日に至るまでSick Of It Allのセットリストに引き継がれている。「Us vs. Them」、「Built to Last」、「Chip Away」のいずれであっても、Lou Koller はこの LP でハードコア シンガロングの技を完璧にした。Sick Of It Allは、メロディーを巧みに操り、NYHCサウンドへの新たな親しみやすさを生み出しつつ、より気骨のあるルーツにも忠実であった。このレコードでの Koller のボーカルは、このバランスを正当化するのに大いに役立った。
Notes & Tracklis
オリジナルリリース/ディスクリリース: 1997/1997
レーベル: Equal Vision Records
製造国: US