言わずと知れた、超名盤「Sublime」からのシングルカット!!
判っているだけでバージョン違いが18曲ある「Doin' Time」ですが、今作はアルバム・バージョンを含むミックス違いを4曲収録したシングル。
浮気をした恋人が、その恋人への不貞とひどい仕打ちによって、まるで監獄にいるような気分に陥るという内容です。1997年11月25日にシングルとしてリリースされ、ディスクにはWyclef Jeanとthe Pharcydeによる別バージョンを収録。この曲はビルボード・ホット100で87位、モダン・ロック・トラックス・チャートで28位を記録した。
「Doin' Time」は、ジャズ・フルート奏者Herbie Mannによる、George Gershwinのオペラ「ポーギーとベス」より「Summertime」のカバーをサンプリングしている。Herbie Mannのバージョンは、アルバム「Herbie Mann at the Village Gate」に収録されているボサノヴァのライブバージョンである。バンドは当初、この曲を「doin' time and the livin's easy(楽な時間を過ごして、人生は楽になる)」という歌詞で録音していた。George Gershwinのサンプリングを用いてこの曲をリリースするために、バンドは「Doin' Time」ではなく「Summertime」という歌詞を使うことに同意する必要があった。しかし、この曲は既に「Doin' Time」の歌詞で録音されており、リードシンガーのBradley Nowellがヘロインの過剰摂取で亡くなったばかりだった。そこで、Sublimeの友人でありプロデューサーでもあるMichael "Miguel" Happoldtが「Summertime」と歌い直し、このバージョンがサブライムのセルフタイトルアルバムに収録されている。[1]この音源には、後にLong Beach Dub AllstarsのメンバーとなるDJ Marshall Goodmanが登場し、歌詞にも登場しています。
「And we can do it like this, in the place to be」というフレーズは、Beastie Boysの1986年のアルバム『Licensed to Ill』に収録されている曲「Slow and Low」からサンプリングされている。「Doin' Time」には、Ini Kamozeの「Jump for Jah」と「Come Now」、Malcolm McLarenの「Buffalo Gals」、David Axelrodの「Holy Thursday」もサンプリングされているみたい。
Notes & Tracklis
オリジナルリリース/ディスクリリース: 1997/1997
レーベル: MCA Records
生産国: US
01. Doin' Time [Bradley Version]
02. Doin' Time [Remixed By Wyclef Jean]
03. Doin' Time [Remixed By Marshall Arts Featuring The Pharcyde]
04. Doin' Time [Album Version]