ロサンゼルス出身のThe God Awfuls、パンクロックのフック、冷笑、そして力強いメッセージが詰まった12曲!!
2004年にリリースされたアルバムは、LAを拠点とするバンドとしては異例とも言える、英国らしいオールドスクールな雰囲気が漂う。聴く者の心を掴み、引き寄せ、そして力強く飲み込んでしまうような作品だ。70年代の冷笑、80年代のウエストコースト・ハードコアの要素、そして90年代のランシドらがトレードマークとしたメロディックな輝きを併せ持ち、アドレナリン全開。
The DwarvesのBlag Dahliaがプロデュースしたこのアルバムは、ギャング風の「oi」の掛け声も特徴的な「Disconnected Youth」でスタイリッシュに幕を開ける。壮大なフックやギターリフが印象的な曲が多いにもかかわらず、これらの曲をさらに際立たせている根底にあるメッセージがある。「Power Animal」は明らかに体制への反抗を歌っており(「奴らは旗を売り、嘘を紡ぎながら/他所の息子たちを死なせている」)、一方「Choices」は反撃への呼びかけとなっている(「私たちには皆、声がある。一番大きな声ではないかもしれないが、少なくとも私たちは選択をしたのだ」)。後者は確かに90年代というより80年代的だが、「East Side One」のような曲には、当時のSocial Distortionのように一緒に歌いたくなる壮大なコーラスがある。
※ 歌詞対訳・解説付き・オビなし
Notes & Tracklis
オリジナルリリース/ディスクリリース: 2004/2004
レーベル: Bullion
生産国: Japan
01. Disconnected Youth
02. Power Animal
03. Calling
04. East Side One
05. 1979
06. Watch It Fall
07. Sister
08. Tonight
09. N.R.A.
10. No Angels
11. Orion
12. Bullets & Batons
13. American Nightmare